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ロクサーヌ (その6)

 翌日の朝、私たちは宿を出て表通りを歩いていた。敦煌の街は高い塔が多い。街並みを見ながらゆっくり進んだ。左に折れたところでご主人が何かに気づいたように足を止めた。ゆっくり前に進むとゴミ置き場のようなところに古びた緑色のカバンがあった。ご主人が「何だろうこれは?」といった。私は思わず「それだ!このカバンだ!」と叫んでいた。古いカバンは夢と同じようにボロボロで、中には私のものと思われるIDカードがあった。そしてお金がたくさん詰まっていた。私は驚いて振り返った。金色の朝日が眩しく、すべてが光り輝いて見えた。
。カバンの中の新聞を見た、2140年だった。一瞬のうちに私は悟った。夢ではない、現実だと。私たちは2140年の世界にいるのだと。呆然としていると、役人が来て、私を捕まえた。「離して!わたしをどうするの?!」私は収容所に連行された。収容所の面会室で、私はご主人に訴えた。なぜ私が捕まるのか、理解できなかった。ご主人の話では、どうやら私はテロリストだと思われているらしい。理由はわからない、だが私は通行証を偽造していたし、女なのに男のふりをしていた。だからなのか?そもそも私の通行証は古い時代のもだった。カバンの中のIDカードを確かめてくれるようにご主人に頼んでみた。
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歴史的事実に改編を加えた妄想小説です。

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