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ルーム・ノヴァスの伝説 (その 71)

研究室で。

誰が、ロクサーヌに指示を出すのかを巡って話し合いが始まった。

ウシュパルク教授が発言する。
「私たちは、ロクサーヌと色々あったので、信頼されていないと思うのです。
出来れば、ERUのメンバーでお願いしたいのですが。」
 
 アラン教授が反論した。
 「ロクサーヌは日本チームであなた方が開発した自動人形ではないですか。我々としては、あなた方が行かれる方が宜しいと思っています。」

ウシュパルク教授は、かつてロクサーヌを使って文明の衰退について調べた際のいきさつを説明した。
「以上のように最後は、ロクサーヌの友人を拘束してしまったのです。ですから、今回は難しいのではないかと思っています。オリガさんはどうでしょうか。彼女ならロクサーヌも信頼するのではないでしょうか?」

アラン教授が反対した。
「オリガ君は、この研究室の重要なメンバーで、シミュレーターや量子コンピューターのオペレーションを担っているのです。彼女がいなくなれば、調査は不可能です。

それよりも、丁仙之君はどうですか?情報の管理だけで、オペレーションはできないでしょう。それに、彼はロクサーヌとは何度もあっていますから、話もすぐ分かるのではないですか。」

丁仙之が発言した。
「今回の目的はペーシュウォーダの『創世記』を探すことですよね。しかも、セルナ君の記憶データの世界に行くわけですよね。でしたらセルナ君がベストではないでしょうか。」

セルナ君が発言した。
「僕は、ロクサーヌと会った事がありません。しかも今は記憶も曖昧なので、僕が行ってもお役にたてるのか自身がありません。」

アラン教授が少し苛立ちながら発言した。

「分かりました。こうしたらいかがですか? 丁仙之君とセルナ君が一緒に行くのです。そして、丁仙之君は今回のミッションの目的をロクサーヌに説明して、セルナ君を紹介してください。

セルナ君はその後、ロクサーヌと一緒に『創世記』を探す。どうですか?ウシュパルク教授。」

ウシュパルク教授が、やむを得ず了承した。
「分かりました。その案で行きましょう。丁仙之君、いいね。しっかり頼んだよ。」

丁仙之とセルナもやむを得ず了承した。

「はい、決定に従います。」



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