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『kの回想』 7

「ちょっと待ってください、マスター。彼は芦名思魔なんですよ。もし、安禄山だとすれば、芦名思魔はどうなるのですか?それに安禄山は1300年前に死んでいるわけですから、今ここにいるのというのは無理がありますよ。」

「清原君の言うことも分かるよ。でもね、僕は芦名思魔という名前を本人から聞いていないのだよ。君がそう呼ぶから、そうだろうと信じるだけだよ。

安禄山という名前もそうだ。たまたま歴史上の人物と同じ名前なので変な感じはするけど、そうでなければ、本人が安禄山と名乗っている以上それを信じない理由は僕には無いのだよ。

もちろん、疑問な点はあるよ。第一に芦名思魔は一体どこへ行ったのか?何故アパートはパキスタン人の名義だったのか。これは芦名思魔に関する疑問だ。

それとは別に安禄山が何故現代にいるのか。病気なのか?病気でないとすればどういうことか?タイムマシーン何て事は無いだろうし。第一外見が芦名思魔とはどういうことか?

この2つの疑問は、でも別々に解いていかないと、同時には難しいよ。もちろん両方が絡み合って複雑になっているのは分かるけど。
一度整理して別々に考えた方が判りやすいと思うんだ。どうだろう?」

「それは、そうだとは思いますが。」

「その為には、まず安禄山さんは安禄山でいいじゃないか。その上で解決の道を探ることにしよう。」

私は、スッキリとは行かなかったが、マスターの言うことも一理あると思った。というより他に方法が思いつかず、従うことにした。

「そういうわけで、安さん、あなたが何故ここにいるのか今は分からないけど、
その前に芦名思魔とは何者だったのか、それとパキスタン人の貿易会社、その会社のアシュクを調べてみよう。そうすれば何か分かるかも知れません。」

安禄山も納得したようだった。
私は、安禄山と一緒に調べることにした。
「安さん、まず芦名思魔の実家に行ってみましょう。マスターはどうしますか?」

「僕は店があるからね。貿易会社の方を聞いてみるよ。」

「分かりました、じゃあお願いします。」

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